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Posted by TI-DA at

2012年07月16日

橋桁のできるまで

コンクリートPC橋を創る豆知識を紹介していきたいと思います。

PC(ぷれすとれす こんくりーと)とは
鉄筋コンクリートの梁(はり)にワイヤーをとおし圧縮力をあたえ、曲げに耐えうる構造のコンクリートの総称です。

まっ簡単にいうと



こんな感じですかね。
引張力に弱いコンクリートの下側をピアノ線を引っ張る(緊張)ことで、上からの荷重を持たす?構造です。

う~ん、消しゴムの下をつまんで、”たわます”イメージですか?


で、PC(プレストレストコンクリート)の中でも、大別して

先に緊張(ピアノ線を引っ張る)するものを
プレテンション方式

後で緊張するものを
ポストテンション方式

と分けることができます。

プレテンション方式は短いスパン(10m~25m)の橋桁で多く用いられ、工場製作が主であり、トレーラにて現場まで運搬できます。

一方、ポストテンション方式はは長いスパン(25m~)や工場から運搬できない場合などに多く用いられます。

プレテンション橋桁

こんな感じです。
工場で製作され、ストックされている状況です。


ポストテンション橋桁


現場のヤードで製作され、使用場所まで移動(台車)するところです。

ブログに書く作業が少々疲れてきましたので、
以上、簡単ではありますがPC構造橋桁を紹介しました。

次回は橋が完成できるまでを簡単に説明していきたいと思います。



  


Posted by PC屋さん at 14:57Comments(0)豆知識